Xtracticle

X記事とSubstackとMediumの比較

長文を発信する3つの場所を、読者、収益、データの所有、書き出し、検索での見つかりやすさで比べます。

この記事のポイント

ひと目で比較

プラットフォームのルールや手数料は変わります。下の表は、本稿執筆時点(2026年10月)の各プラットフォームの仕組みをまとめたものです。決める前に、各サービスの最新の規約を確認してください。

X記事SubstackMedium
主な読者自分のフォロワーとXのタイムラインメール購読者Mediumの読者と会員
投稿できる人Premium系の契約者誰でも誰でも
収益化Premiumユーザーのエンゲージメントに基づくXのクリエイター向け支払い有料購読。Substackが10%と決済手数料を受け取るパートナープログラム。会員の閲読時間に応じて支払い
読者の所有フォロワーであり、書き出せるリストではない購読者リストは書き出し可能プラットフォーム上のフォロワーとメール
投稿の書き出し記事の標準の書き出しはなし投稿と購読者を書き出し可能アカウントデータの書き出し

読者と見つけられやすさ

X記事は、すでに読者がいる場所にあります。フォロワーがいれば、新たに登録してもらわなくても記事を届けられ、良い記事はリポストで広がることもあります。裏を返せば、何が見られるかはタイムラインが決めるので、フォロワーは自分で管理できるリストではありません。

Substackは、購読者の受信箱に投稿を届けるため、届く範囲は予想しやすい反面、ゼロから始めることになります。独自のおすすめ機能やアプリもあります。

Mediumには、読者とトピックごとのフィードがあり、新人の書き手が見つけてもらいやすくなります。ただし読者の多くは従量制の会員モデルで、届く範囲はMediumの配信に左右されます。

収益化

Xは2024年11月に、クリエイター向けの支払いを広告収益ではなく、Premium契約者のエンゲージメントに基づく方式へ変更しました(MediaPost)。Substackでは有料購読の価格を自分で決められ、10%とStripeの手数料が差し引かれます(Substack FAQ)。Mediumは会員の閲読時間に応じて会費を分配します(Medium Help)。3つとも収益は大きくばらつくため、収入額の数字は挙げません。

所有とデータの持ち運び

これが最大の違いです。Substackの媒体には、書き出せる購読者リストと投稿が付いてくるので、別のプラットフォームへ移れます。Xには自分のポストのアカウントデータアーカイブがありますが、私たちが確認した限り、記事が明確に含まれているとは言えず、記事をワンクリックで書き出す機能もありません。Mediumではアカウントデータをダウンロードできますが、読者はMediumに残ります。

Xで記事を公開するなら、自分でコピーを持っておきましょう。XtracticleのMarkdown書き出しを使えば、記事をきれいな.mdファイル(フロントマターは任意)に変換でき、ブログ、Substack、Obsidianで再利用できます。手順はバックアップガイドで紹介しています。

SEOとインデックス

SubstackとMediumのページは、検索エンジンにインデックスされる通常の公開Webページです。Xのコンテンツもインデックスされますが、Xは重く、ログインを前提としたアプリです。記事のどこまでがクロールできるか、ログアウトしたユーザーにどこまで表示されるかは変わります。Xは配信チャネルと考え、長く検索流入を生むのは自分のドメインやニュースレターと考えるのが安全です。

どれを選ぶべきか

これらは排他的ではありません。一度書いて、自分のニュースレターで公開し、Xで共有する、という組み合わせもよくあります。

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よくある質問

X記事はSubstackより優れていますか?

目的が違います。X記事は既存のXフォロワーに直接届き、Substackは書き出せるメールリストと有料購読を提供します。両方を使う書き手も多くいます。

X記事を書き出せますか?

Xには記事をワンクリックで書き出す機能はありません。リンクを貼れば、Xtracticleで1本ずつMarkdown、PDF、ZIPで保存できます。

Substackは書き手からどのように収益を得ていますか?

本稿執筆時点(2026年10月)では、有料購読収益の10%と、Stripeの決済手数料を受け取っています。最新の条件はFAQでご確認ください。

Mediumは書き手にどう報酬を支払いますか?

パートナープログラムを通じて、会員が書き手のストーリーを読んだり聞いたりした時間に応じて会費を分配します。

SEOに強いのはどれですか?

自分のドメインやニュースレターのアーカイブにあるコンテンツが、通常は最も長く検索で見つけてもらえます。SubstackとMediumのページは公開Webページで、Xは主にSNSの配信チャネルです。